僕は妹に恋をする
(作画/青木琴美  少コミフラワーコミックス)

〜個人的レビュー〜


とある土曜の深夜、いつものように某ランキング番組を見ているとふと飛び込んできたあるタイトル。

『僕は妹に恋をする』


これは買わなきゃ。





というわけで・・・記念すべき第一回は以前日記にも書いたこのタイトル

      

『僕は妹に恋をする』(青木琴美)です。

関係ありませんが作者の名前で検索をかけたら最初にAV女優の名前が出てきて驚きました。
同姓同名の別人みたいです。念のため。




【簡単なあらすじ】
結城頼(ゆうき より)結城郁(ゆうき いく)は中学三年の双子の兄妹。
美形で頭脳明晰で女子生徒にも人気のある頼には悩みがあった。
それは幼い頃から恋心を抱いてきたのが実の妹の郁だということ。
葛藤の末に自分の気持ちを押さえつけ、その反動で郁に冷たい態度をとってしまう。
生まれた時から兄の頼と仲良くしてきた郁は逆にその反動の理由がわからず落ち込む。
だがそんな毎日を過ごしてきた二人の均衡が崩れる日がやってくる…。





という話なんですが私はすごくソフトな話を想像していたんですよ。
正直この絵はどうかな?って感じだったんですけどね(苦笑)
「きっと兄と妹でまったりまったりとプラトニックな関係を続ける純愛モノなんだろうなあ」

と思いながら表紙を開くと最初のサブタイトル。




今夜、僕らは禁忌を犯す。




・・・・・・・(゜Д゜)



い、いきなりハードですね?
でもこれは単なる前振りできっと兄の葛藤を丁寧にって第一話から兄妹同士のキスシーン。


兄の頼が眠る妹にキスすると、それで目覚めた妹が動揺しながら静かにたずねる

「頼?…待って…何?頼…今何してたの?」

それに対して自嘲気味に笑いながら答える頼。

「何って・・・わかんなかった?妹に欲情してたの」



また新たな鬼畜を見つけてしまいました。



うろたえる郁に対して15年間胸に秘めた心を吐露する頼。

「もう俺の目にはお前以外の誰も女に見えないんだよ!!」

結局、小さい頃から一緒だった頼を失いたいくないという郁の気持ちに付け込むように告白する頼。
いや、既にこの段階であまり頼くんには同調し切れてないんですけど…

っていうか何故に郁ちぃがすきなのかもわかってないです。(←じゃあ読むな)

挙句の果てに頼くんは郁ちぃへの気持ちを押し込めるために身代わりに郁ちぃの親友である楠友華ちゃんと
体だけの関係になっていると告げます。
でも実際は友華ちゃんは頼くんのことが以前から好きで身代わりと分かりつつ付き合うんですが…
普通ならこの子に対して同情するところですがちょっとしたたかさを感じますね、この子…。
なんとな〜くだろうけど郁ちぃへ対して何かの感情を持っていることを思わせる行動がこの後目立っていきます。

しかもしかも。友華ちゃんが朝から学校に行く前に迎えに来たときに彼女に分からないようにそっと郁の手を
とる頼…しかし「友華ちゃんに触った手で私に触れないで」とばかりに手を振り払うとその瞬間、

友華ちゃんにキスします。

もうこの腐れ外道という呼び名がふさわしい兄貴の行動は郁ちぃを傷つけるばかりです。
ちくしょ〜、私の郁ちぃに。(いつの間に?!)

しかもそのことで傷ついて部屋でも無視する郁ちぃに対して頼は

「お前に俺を無視する権利なんてないだろ?」

あ、あの、すみません?最近は鬼畜さんが流行なんですかね?

しかも怯えて逃げる郁ちぃに頼は

「俺が怖い?」
そりゃいきなり二段ベッドで寝ているところを双子の兄貴に唇奪われたり胸もまれたら怖いでしょう。

っていうか


思春期の兄妹を同じ部屋の二段ベッドで寝せてる両親の常識もどうなんだと。



私の気持ちを代弁するかのように郁ちぃ、叫びます。
「当たり前だよ!
すると…

「そっか…」




頼 に 胸 キ ュ ン 。




ひどい言動ばかりなのに辛そうな顔を見せられると腰砕けになってしまいます_| ̄|○
ああ、頼くん可愛い〜〜♪(あんた誰だ)
このギャップがいいのよね、ギャップが!

思わずほだされた郁ちぃの隙を狙うかのようにまた唇を奪う頼。

こいつ本当に15歳か?

その後はリビングで普通にビデオを見てくつろぐ家族。
でも犬が欲しいと無邪気にのたまう郁ちぃに対して

「これ以上手のかかる動物増やしてくんなよな〜」

「ひっど〜い!犬はあたしと同レベル!?」

おお、やっと兄妹らしい喧嘩のシーンが☆



が。




両親に聞こえぬように頼の一言。


「いっそ首輪でもつけてつないでおこうか?
 どこにも逃げないように。誰も連れて行かないように。
 ずっと主人(オレ)のそばにいるように…」





(  ゜ ▽ ゜) <・・・・・・。



なんかフランス書院のエロ小説を紹介している気分になってきましたが、

これはまだまだ1巻の序盤です。
この後、報われぬ関係に悲観した頼はエスカレーター式の高校に行かずに全寮制の一流高校へ外部
受験したり、親友のクールなメガネキャラの矢野君(この彼のほうが人気高そうです)に郁ちぃのボディガードを
任せているうちに矢野君が郁ちぃに対してある感情を持ち始めてくるなどなどいろんな展開が待ち受けています。

絵もあまり好きな絵じゃないし、実際この作者さんの漫画って今までの作風が純愛系だったらしくて今回の作品の
展開についていけないファンがいるのも事実だとか、ネットで情報を仕入れました。
でも『僕妹』の場合は説明不足ながらも強引な展開で

「ま、いいか」

と押し切られているのも事実です(笑)

現在は4巻まで発売中です。
最初こそ「なんだこりゃ」って思ってた私ですが4巻がDVD付属の特別版があると聞いて探しています(自害)

読み返してみるとけなしている文章が多いんですけど、私はこの作品にを持っていますので
今後もまた新刊が出れば紹介していこうかと思っております( ̄ー+ ̄)
ああ、さすがに掲示板ではこれは薦められないよ…。


<<== 戻る。 / APPLE TREE DINER ==>>